さぬきうどんのだしと出汁とつゆ


だし材料

さぬきうどんの『だし』は世に言う『出汁』と異なり、『つゆ』のことをなぜか『だし』と言います。
一般的に『出汁』とは、昆布、鰹節、煮干し、椎茸などのうま味成分を抽出した塩味やしょうゆ味のついていないスープのことを指しますが、
さぬきのうどん屋、さぬきで生まれ育った人々は『出汁』にしょうゆなどで味を整えた出来上がりの『つゆ』のことを『だし』と言います。

かけだしにぶっかけだし、そして釜あげやざるなどのつけうどんのものは、つけだしと言います。
かけだし、つけだしなど、まるで相撲の世界の用語のようなんです。
おまけに家庭では、『出汁』のことも『だし』、『つゆ』のことも『だし』と呼び、訳がわかりません。
量販店などで買ってきたビン入りのものは、さぬき人も『つゆ』と言います。

当店の『だし』材料が上部写真です。
昆布、煮干し、さば&むろあじ節、かつお節を使用しております。
本来さぬきのうどん屋は、地元で捕れる煮干しが中心の『だし』であったものが、時代とともに万人むけの『だし』に代わってきているようです。
うどん屋によっては、インスタントの『だし』で営業していると噂されるほど薄い『出汁』の店もあったり、そのまんまインスタントの『だし』の店もあります。

以上、『だし』、『出汁』、『つゆ』情報でした。