No Image
ふもとに店を構え創業は65年…
こんぴらうどんは香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する金刀比羅宮のお膝元の表参道にあります。
金刀比羅宮は海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者が多く参ります。
江戸時代より金毘羅参りは伊勢神宮へのお陰参りに次ぐ庶民の憧れとなり、「一生に一度は」と言われていました。
現在も全国から年間400万の参拝者が訪れています。
指定されていています
こんぴらうどんの建物(旧さくらや旅館)は築百数十年の登録文化財にも指定されていて外観はその当時のまま利用しています。
店内は、ケヤキ、トチなどのテーブルと木で出来た椅子で外観に合せて落ちついた風格ある内装となっています。
テーブル席と座敷が有り、お年寄りから子供までゆったりの100席をご用意しています。
隣県愛媛の砥部焼の窯元に別注して作成したどんぶりや湯呑、皿、お茶碗などもあわせてこんぴらの雰囲気が味わえます。
讃岐の手打ちうどんの特徴である多加水による練りから、足踏み、熟成、団子までに一昼夜かけます。
出来上がった生地は店頭の打ち台で伝統のすかし打ち(計8工程)により真四角に延ばします。
麺は、夏がやや細く(割りばしの先程度)、冬がやや太く(割りばしの根本程度)に調整し包丁で切ります。
あとは200リットルの大釜で丁寧に茹でると角のきちっと残ったうどんが出来ます。
古くから土三寒六の塩加減と言われ、夏場と冬場では練る時の塩水を調整し、同じ時期でもその日、翌日の最高気温、最低気温、湿度、天候を考え加水量を決めて練っています。
この塩加減は何十年修行してもゴールにたどり着けないので日々精進しています。
だしは北海道産の昆布、瀬戸内海のいりこ、さば節、かつお節をオリジナルでブレンドし15時間かけて抽出します。
醤油はすべて讃岐のものを使用しています。
天ぷらやコロッケ、とり天はよくある作り置きを取るセルフ方式とは全く反対で、すべて揚げたてのアツアツでサクサクをご提供します。
炊き込みごはん讃岐米に麦を4割ブレンドしているのでヘルシーな炊き上がりとなっています。
さらに讃岐の親地鶏(ひね鶏)を使い、うまみたっぷりです。うどんと相性がいいのでご一緒に是非どうぞ。
杖の貸し出しやおみやげもご用意しています。
ご来店お待ちしております
こんぴらうどんを全国へ産地直送